包装界隈の出来事3

最近の放送業界の出来事をいろいろご紹介します。

・ダンボール新工場が千葉県船橋市に建設されることになりました。

敷地面積は約6万7000㎡、総投資額は約120億円です。国内のダンボール消費量はインターネット通販の拡大から毎年堅調に推移しています。特に関東地区での需要の伸びは今後も力強いものになるとみられます。

・80℃〜90℃の高温を保ったままガス置換包装ができるホットMAPが開発されました。従来は製造した食品を加熱処理した後に、細菌の繁殖を防ぐために真空冷却機などを使って速やかに温度を下げていたが食品の風味が失われやいものでした。

このホットMAPは加熱処理後の冷却工程を挟まないので、食品の風味も向上。作業時間短縮も見込めます。

・ダンボール試験の新設がオープンしました。各種のダンボール試験機を備えていて、数値管理による品質保証が強化されることになります。

蓄積したデータを活用して、合理的で最適な包装を提案をしていきます。また、最新の材料・包装貨物試験設備を導入することで、使用する段ボールシート、製造した箱などの品質基準を検証します。

・九州に産業用ロボットの見学、操作、関連システムインテグレータ育成といったとことが行える経済産業省認定施設が開設しました。

この九州ロボットセンターは、安川電機やヤマハといった大手が9種のロボットシステムを常設展示しており、誰でも見学や操作ができます。

有償で条件に合わせた実機テストなどを行っています。

・海洋プラスチックごみによる汚染防止やプラスチックの資源循環を総合的に推進することを検討する中央環境審議会小委員会というところが、レジ袋の有料化義務化をはじめ、レジ袋を商品として価値付することなどの提案を提示しました。

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