プラスチックリサイクルの新技術

包装の近未来は、包装の新素材、新技術を考えていく必要があります。そのなかでも、脱プラスチックだけでなく、リサイクルによる資源の有効活用を目的とした新しい技術や社会システムの出現です。PETボトルのリサイクル工程でフレークからいきなり飲料用のPETのプリフォームを作り出すF-to-Pダイレクトリサイクル技術やユニリーバがインドネシアで実証実験を始めた洗剤などの小袋をリサイクルをして小袋の原料に再生するドイツの研究所のProcess Engineering Packaging IVVのCreaSolv技術、アルミ箔とフィルムの間、紙とアルミ箔、フィルムの間を層間剥離させて、複合材料の素材還元を可能にする技術、印刷前通しフィルムからインキを除去して、再利用可能にする脱インキ技術といったものが実用化しています。