商品のパッケージを設計する

商品の包装デザインの制作が開始すると、ADの打ち合わせがあります。制作表現のコンセプト、スケジュール、予算の確認、スケジュール表を作っていきます。ラフスケッチを提示をして決定します。仕上がりの原寸で提案します。写真やキャッチフレーズも具体的に入れていくので仕上がりがイメージできます。

決定はマネージャーや関係者全員が一般的です。コンペの場合は、営業などの他の部門も参加するようにします。商品の撮影を手配します。撮影リスト、メイン写真、サブ写真、借用写真やイラスト類のリスト、借用先も整理しておきます。商品の撮影をします。撮影の手配をします。商品の提供を受けたり、カメラマンチームやスタイリスト、スタジオスタッフなどが参加します。

ファッションや食品といったものはロケハンも必要となってきます。カンプ提案をします。DTP制作が一般的です。キャッチフレーズ、コピー、写真、図解などが仕上がりに近いかたち、色で確認ができます。カンプ表現をチェックします。ラフスケッチで目標としたイメージ通りに仕上がっているかどうかを確認します。

データのチェックをします。商品に載せる全データを担当者に分担して校正します。印刷をします。印刷会社を決めます。見積もりは最低でも2社以上からとって、比較検討しましょう。決定するには、過去の実績、見積もりの額といった総合で判断していきます。決定したら会社に連絡をします。そこでスケジュールを決定します。印刷が開始します。入稿します。製作会社からすべての原稿を受け取ります。文字の校正をします。基本はDTPカンプで済ませましょう。この段階では最低限の修正が望ましいです。